公民教科書比較分析表
1、家庭・家族の記述   項目 記述の概要  
東京書籍 p30本文 多様化する家族 (本文)一人世帯も増えている。多様化が進んでいる  
  p30図   家族型類型別世帯数の推移  
  p30写真   24時間保育所  
  p30本文 家族についての原則と法律 (本文)憲法24条の説明:お互い助け合わなければならないが、一人  
      一人の人格と自主性の尊重が大切  
      (本文)民法の説明:互いに協力して親権の行使  
  p28図と文 未来の家族のシュミレーション 家族の役割は何でしょうといった問いかけ  
  p28まんが   結婚したら、姓、仕事、育休、転勤どうする?  
      男性の育児休暇、男性の介護ボランティア  
  p48コラム どうして女だけなの? 家事が女性だけの仕事って思い込んでいないかな。  
文教出版 p27本文 家族の役割とその変化 (本文)大家族から家族の働き方も変わってきた
      (本文)愛情の交流と精神的安らぎの確保と子どもの養育が家族の役割  
  p27表   (表)家族構成の変化  (表)誰と暮らしたいか  
  p28本文 家族のルール (本文)「個人の尊厳」「両性の平等」が原則  
  p28図表 民法の決まりと私たちの一生 家族は個人々の結びつきである夫婦を中心になりたち、一人一人を個人として尊重  
  P29図表 相続の仕方 (注記)平等に。非嫡出子差別にも言及  
  p29写真 グループリビングでの共同生活 (注記)血縁関係でない高齢者が集まって共同生活  
  p34写真・本文 家族の中の女性 (本文)家族は個人の尊重、男女の平等が基本。高齢者の支援は、家族だけでなく  
      社会全体で行う必要がある。  
      (注記)育児に参加する男性  
  p38本文 家族に対する責任 (注記)食事の後片付けをする人(国際比較)  
      (本文)家庭に対する責任は、個人の努力とともに、出産・育児・保育・高齢者や虚弱  
      者の介護などの負担に対して、社会が援助できるような仕組みを整える必要がある。  
      企業員が家族の義務を果たしやすい制度を整えなければならない。  
  P58本文・記事 夫婦別姓について (本文)実際には妻が改姓することが多い。家族の中で男女の差別をなくし、個人を  
      尊重するという考えから、それぞれの性を残すことを選択できる制度を求める声が  
      出てきた。反対意見として、家族の崩壊を招く  
  p59本文 男女の役割分担の見直し (本文)男女の平等をめざすには、性別による役割が決められ、それが当たり前に
      なっていないかどうかを見直すことが大切である。
帝国書院 P24〜5 写真 様々な家族 育児を選んだ父 色々な家族が出ている    育休を取ったお父さん 絵と文  
  P25本文 家族とわたし 家族一人ひとりには自分の自由な世界があるが、あなたも家庭における自分の役割を  
      分担するように考えていこうと投げかけている。  
    男女が協力し合う社会 男女共同参画基本法、育児・介護休業法などを扱い「〜性に関係なく個性や能力を  
帝国書院     発揮できる社会が目指されている。  
大阪書籍 P20〜1 家族と社会  (色々な核家族)  〜家族はこのようにして個人と社会を結びつける 重要な役割を果たしています。  
  P21 コラム 法と家族 かつての家制度と憲法24条を比較させて考えさせながら、個人の尊厳も考慮している。  
扶桑社 10,11P本文(資料なし) 家族と個人 個人の人格の形成には、家族というコミュ二テイー(共同社会)が大きな影響を与える。家族が個人の集まりでしかないと考えられたり、個人が家族より優先させるようになると、家族の一体感は、失われるおそれがある。家族というコミュニテイーを守ろうとする努力が必要である。

 
  11P挿絵 家族の形態 妻が子育て、夫が子育て、夫婦共働きで子なし、夫婦共働きで老人が子育て。保育園〈社会の中で〉育てる形態、若者の中でふえている単身生活者は書いてない。  
日本書籍新書 24P 本文 個人の尊厳と家族 個人の尊厳は、世代の異なる人間で構成されている家族の共同生活(家庭)においても尊重されなければならない。「個人の尊厳と両性の平等」(憲法第24条)にもとづいて1947年に新民法を定めた。しかし、現実には男女間には大きな差別が存在してきた。この20年間、性別役割分担観を克服し、両性の平等をさらに進めていこうとする取り組みが活発化し、夫婦別姓問題など民法改正も注目されるようになってきている。  
  24P グラフ・資料 同上 「男は仕事、女は家庭」という考え方の相違                               夫婦の姓に関する各国の実態  
  25P 本文 家族の働きとその変化           家族は、夫婦親子などの血縁関係を中心にして成立しているが、人が一生を通じて所属している基礎的な社会集団。近年、母子・父子、単身世帯の増加など家族形態は多様化している。育児や介護を家族、特に女性だけで解決することは困難になっている。そのため、職場の労働条件の改善や保育所、高齢者施設の充実、育児や介護のための有給休暇制度の確立が必要。同時に男性の育児介護への本格的参加が一層求められる。  
  25P グラフ 同上 家族形態の多様化  
清水書院 p10 私たちの家族                                    家族はバラバラでいい。大事なことはひとつだけ、ともに生きている感情を持ち続けられたら、それでいい。…社会や家族のあり方の視野を広げ自分の問題として考えてみよう。山田太一の言葉を紹介。                                                                              
清水書院 p44 家族生活と人権 憲法24条と民法、戸籍法と以前の民法の紹介  
教育出版 p23                   p24             家族の変化             本文                      「少子化による核家族世帯の増加と世帯人数が減る。高齢化で単独世帯が多くなるほど家庭の形はさまざま。家庭機能も変化。女性の社会進出、少子高齢化で育児、介護が難しくなっている。」                                                  ・お風呂に入れる練習(夫)の写真、育児時間(夫と妻)の5カ国比較。              ・夫婦別姓…議論がある。                                                                      
  p82、p83写真                  男女共同参画社会の実現をめざして 「性別にとらわれることなく…ものごとを決める場に女性を…」・育休をとった夫の写真。    ・クオーター制採用の上越市条例  
2.女性が働くこと        
日本書籍新書 63P 本文 平等な雇用機会の実現      男女雇用機会均等法成立後は、少しずつ改善されているが、現実には男女間の採用や労働条件の差別は残っている。性別役割分業観の強い日本では、女性が働き続けたくても家事や育児のために仕事をやめる女性が多い。子育て後は、パート労働が多い。女性がさらに働きやすくなるには、保育園の充実や安心して働ける環境づくりがのぞまれる。また、男女が育児をしやすい勤労時間の改善や男性の家事参加なども求められる。  
  66.67P 写真 3.国民の暮らしと福祉 就職難に抗議してデモ行進する女子大生  
  68P 本文 少子・高齢の時代      産みたい時に産める環境を整え、子育てが楽しめる社会に変えていかなければこれからも少子化の傾向は続くだろう。  
文教出版 p35図表 女性の就労 (表)女性の年齢別労働力率の推移  
  p106カット 勤労者としてのわたしたち 均等法の制定に関する記述  
  p107表   募集・採用の表記の変化  
  p107写真   バスの女性運転手  
  裏表紙図表   男女の賃金差  
  p31コラム   少子化対策基本法で定められた施策  
  p31図   年齢別女性の働いている割合  
  p31本文 男女共同参画社会に向けて 仕事と子育て・介護が両立できる環境づくりが必要。  
東京書籍 p48表 ともに生きる 家事が女性だけの仕事って思い込んでいないかな。  
      女性と労働:労働人口割合、賃金割合、組合員総数の割合、管理職比  
  p48本文 男女平等をめざして 女性が社会で活躍できるようにするためには、男性中心の社会のあり方を考え直し、女性が  
東京書籍     仕事をしやすく、働きやすい環境を整えていくことが必要です。  
帝国書院     P67 女性と職業  女性の労働力率 男女の賃金格差 労働時間  女性と労働(M型雇用問題も)  
      世界との比較でしっかり扱い、女性労働の問題を関連づけても考えている
      育児・介護休業法 男女雇用機会均等法  
  P98 コラム お母さんの職場復帰  日常生活の中での平等を考えさせようとしている。  
大阪書籍 P128〜131  女性と労働 女性の労働力率 男女の賃金格差労働時間  女性と労働(M型雇用問題も)  
  写真や文。図   世界との比較でしっかり扱っている。 絵も良く分かりやすい説明・・・女性が慨然と  
      して家事・育児・介護の責任を負っている現状と女性労働の問題を関連づけて考えて  
      ている。男女雇用機会均等法や育児や介護の社会支援の意味を問いかけている  
清水書院 p45写真  p45          ともに生きる。            男女平等               本文 ・国は男女雇用均等法や育児介護休業法を制定し、女性への差別の解消に努力して きた。しかし現実には就職の機会や職種、賃金、昇格などの面で、まだ男性と格差があり、家庭生活でも重い負担を負う。                                             ・芝信用金庫裁判の写真                                              
   p45          本文 1999年に制定された雇用均等法は労働基準法から女性保護規定がなくなり、労働条件がきびしくなった面もある。  
  p136 雇用問題と労働条件の向上  ・雇用機会の均等の実現  
  p140〜141 公民ファイル グラフと表 ふえる非正社員・ワークシェアリング(オランダ)の例   
教育出版 p38、             p82、83、p78 人間みな平等                男女共同参画社会の実現をめざして 「男は仕事、女は家事、育児」そのため女性が社会で活躍することが難しい面が残っている。 ・労働といきがい、権利の保障、労働の現状から男女の働く機会を等しく。労働時間の短縮、ワークシェアリングの紹介。雇用均等法が改正され、職場内の配置、昇進・採用などの差別は禁止。セクハラ防止の配慮が義務付けられた。  
扶桑社 90P 男女平等 男女の性差をかけがえのない個性として、それぞれの役割を尊重しようとする態度も大 切である。  
  P94コラム 男女共同参画社会の課題 性差と男女差別を混同し、男らしさ、女らしさという日本の伝統的な価値観まで否定し   ている。「女性の社会進出を強調するあまり、とにかく働くべきだという考えを押し付け、子育てなどで貢献している専業主婦の役割を軽視している」といった反対の声も上がっている。  
3、女性と参政        
東京書籍 表紙グラビア 世界の投票風景 5枚中女性の投票姿3枚  
東京書籍 p99写真・文 女性議員の活躍 女性議員の多い地方議会  
    (注記)女性議員の増加により、政策の幅がより広がることが期待されています。また、  
      今まであまり問題とされてこなかった事柄にも目が向けられるようになってきました  
  p99表   地方議会における女性議員割合の推移  
文教出版 p79写真 立候補予定者による公開討論 女性1人、男性2人  
  p93写真 投票 市町村合併に関する住民投票で日本人の妻とともに投票する外国人  
  p43写真 人権思想の歩み (注記)初めて女性の参政権が認められた、39名当選  
  p5年表 女性の参政権 (注記)女性の参政権  
扶桑社   参政権 「女性議員の活躍」「初めて認められた女性の参政権」について記載無し  
日本書籍新書 108P 本文 人権を守るための権利       選挙権の発展 財産のない労働者や女性は「市民」のなかに入れてもらえなかった。労働者や女性は、自らの人権を守るためにも、選挙権の拡大を求めて運動をつづけた。女性を含めた普通選挙権は、敗戦後の1945年まで待たなければならなかった。  
  108P 資料 同上 おもな国の参政権の拡大   日本の選挙権拡大のあゆみ  
  116P 資料 国民を代表する国会 国会議員のすがた(女性議員数)、女性国会議員の比率(181か国中96位)  
帝国書院 P88  日本国憲法の成立 女性に選挙権はありませんでした  
  P132 政治参加の手段としての選挙 かつて性別や財産で選挙権を制限する制限制度や〜もありました。  
大阪書籍 P50コラム   参政権  1945年に初めて女性にも参政権が与えられた。  
清水書院 p54 参政権 国民すべての成年者(特に女性に関して記述なし)  
教育出版 p44写真 参政権 ・20歳以上のすべての国民に選挙権(特に女性に関してはなし)・はじめての選挙                                                       ・女性の社会参加については4人の女性知事                                                                 
      。女性の社会参加について4人の女性知事  
4.憲法        
東京書籍 p79コラム 国会の仕事 (コラム)「憲法改正と憲法調査会:2001年から設けられた。憲法改正に  
      ついては、自衛権の保持や新しい人権などさまざまな議論が行われている。  
  p37本文 日本の人権のめばえ (本文)人権を最初に保障したのは、大日本国憲法だが、人権は天皇が恩恵  
      によって与える「臣民の権利」とされ、法律によって制限されるものでした。  
東京書籍     人々が生まれながらに人権を持っているという真の人権思想が確立するには  
    、日本国憲法の制定まで待たなければなりませんでした。  
  p38本文・図 日本国憲法 (本文)多数の犠牲を出した戦争と戦前の軍国主義の反省に基づいて、  
      戦争を放棄して平和を強く希求している。  
      基本的人権の保障、国民主権、平和主義は、日本国憲法の3つの基本原理です。  
      戦前の天皇主権を否定して、国民主権の原理を採用。  
  p38(コラム) 新しい憲法のはなし (本文)主権は当然日本国民にあるわけです。  
  p39 象徴としての天皇 天皇は政治についての決定権をもたず、憲法の定める国事行為のみを行う。  
  p39写真   天皇の国事行為:いずれも形式的、儀礼的な行為  
  p40(本文) 平和主義と憲法9条 (本文)憲法9条は戦争を放棄し、戦力を持たず、交戦権を認めないと定めている。  
  p40(本文) 自衛隊と日米安全保障条約 (本文)日本は国を防衛するために、自衛隊を持っている。(中略)武器を持たない  
      というのが、日本国憲法の立場でなかったのか、という意見もあります。  
  p40(表)   (表)世界の軍事支出  
  p41(本文) これからの平和 (本文)(有事法制関連3法に触れて)これらの防衛体制の整備や強化が、  
      世界平和や日本の安全にとってふさわしいものかどうか、疑問視する声もあります。  
  p54(本文) 人権と公共の福祉 何が「公共の福祉」にあたるかを政府が一方的に判断して、人々の自由な人権      の行使を制限することがあってはなりません。  
文教出版 p44 日本国憲法の3大原則 (本文)日本国憲法は基本的人権の保障、国民主権、平和主義を3大原則としている。  
      人類の永年の努力の成果としてうまれたもの  
  p44本文・写真 象徴としての天皇 (本文)天皇が政治と切り離され、象徴としての地位におかれるようになった。  
      (写真)国賓を接受する天皇(天皇のみではなく、来賓がメガワティ大統領(女性)  
  p45(本文)  日本国憲法の特色 (本文)日本国憲法は天皇主権に変えて、国民主権とし、人権の保障を著しく  
      強化している。  
    憲法改正の手続き (本文)憲法の改正には、特に慎重な手続きを定めており、・・・国民の承認  
      を必要としている。  
  p45(図表)   憲法改正の手続き  
  p44図   日本国憲法の3大原則(市民が上位に立っている)  
文教出版 p55(本文) 公共の福祉 (本文)個人の人権を尊重する一方で、社会全体の利益である公共の福祉を実現する  
      ために、必要なときにはやむを得ず個人の人権を制限しなければならないことがある。  
      ただ、人権を制限するとしても、簡単に公共の福祉を人権に優先させてはならない。  
帝国書院 P89絵と文  日本国憲法の三大原則  基本的人権の尊重・国民主権・平和主義  
  P88 憲法      帝国憲法との比較あり  
  P92  国民主権への道 (天皇)  天皇は日本国と日本国民統合象徴。国の政治を行う権限を一切持たず儀礼的な  
      国事行為を行うない、内閣が責任を負う。  
  P96の絵 人権について考えよう 絵で色々な場面の人権(性・障害・言葉・身体) 男子「女のくせに野球やってるよ」  
  P98〜9の絵と説明   男女平等はいま など男女平等参画社会・男女雇用機会均等法の文言があり、資料204に条文も
      P105 個人の自由か公共の福祉か ・・・しかし公共の福祉の名の下にむやみに人権が制限される事を認めてはなりません
  P94本文・コラム 平和主義に込められた願い 火垂るの墓の映画から考えさせている  コスタリカの平和憲法を載せている  
      50年以上一度も戦争に巻き込まれることなく平和を守ってきた。  
  P95 自衛隊と日本国憲法 自衛隊の変遷。自衛隊は9条違反かの論議があり、憲法の平和主義や自衛隊のあり  
      方が議論されている。  
  P93コラム 図 憲法が改正されるまで 改正は他の法律より厳しい条件〜衆参両議院で総議員の2/3以上 国民投票の  
      過半数で・・・  
大阪書籍 P34  三つの基本原則        国民主権・基本的人権の尊重・平和主義  
  コラム         「あたらしい憲法のはなし」戦争放棄の挿絵  
  P33 憲法   帝国憲法との比較あり  
  P35    国民主権 ( 天皇の扱い) 国の政治に関する機能を一切持たない象徴。形式的儀礼的行為で内閣が責任を負う。  
  P40 写真 精神の自由(表現の自由)   自由に生きる権利として平和  world peace nowデモの大きい写真(男女)  
  P42〜3 男女共同参画社会をめざして  我が国「は男性は外で働き女性は家庭を守る」という男女の固定的な役割分担意  
      識が根強く残っています。〜変えていこうという呼びかけ。 女性差別撤廃条約・男女  
  p210資料   雇用機会均等法・男女共同参画基本法やスェーデンとの比較のグラフもある  
  P60〜1 人権と公共の福祉  ・・・しかし、大切な人権が「公共の福祉」に」 名を借りて簡単に制限されることが  
       ないように注意する必要がある。  
   P29写真    章の扉     沖縄の平和の礎   世界に一つだけの花の歌詞  
大阪書籍  P62〜3 前文と9条 二度と戦争を起こしてはならないという固い決意の下に徹底した平和主義を取り入れた  
      「〜完全非武装の道を選んだと理解されてきた。     ヒロシマ原爆ドームの写真も  
        主な国の憲法の戦争放棄条項掲載(5カ国の)  
   P63 自衛隊と自衛権 演習の写真 自衛隊の変遷 政府は自衛隊は〜「戦力」ではない立場 自衛隊は  
      憲法違反しているとか〜という意見もあり・・・  
  p35 憲法の改正 国の基本問題として慎重に対処しなくてはいけない。衆参両議院それぞれの総議員の  
      2/3以上で発議し 、国民投票の過半数の参政で・・・・・基本原則の変更は、  
      改正ではなく、新しい憲法を作ることだから改正の手続きとは異なる  
扶桑社 68P,69P 日本国憲法の基本的原則 「憲法で保障されているからと、自由とか権利」を「際限なく」「主張」してはいけない。法を守り尊重する姿勢は、自分のやりたいことや自由が制限されたとしても、社会生活をなりたたせるために、ある程度まではやむをえない、という考えと深くむすびついている。法が本来の効果を持ち、守られるためには、まず私達が、善悪を判断したり、集団生活のマナーを守ろうとする道徳をしっかりもつことが大切である。3原則の記述なし。  
  74P  国民主権 「憲法は」「主権が国民に」あると言っている。この主権とは、外国からの干渉を受けず、その国のあり方を最終的に決定する力のこと。」「国民主権は主権在民ともいわれる。なお、この場合の国民とは、私達1人1人のことではなく、国民全体をさすものとされている。  
  75p 国民統合の象徴としての天皇 皇室は、国の繁栄や人々の幸福を、神々に祈る祭り主として、古くから、国民の敬愛を集めてきた。天皇の権威は各時代の権力者に対する、政治上の歯止めとなり、また国家が危機を迎えたときには、国民の気持ちをまとめ上げる大きなよりどころにも なってきた。                                
 
  76P 自衛隊の誕生 非武装化を日本憲法にも反映させた。しかし「朝鮮戦争」等「国際情勢と占領政策の変化によって、憲法に対する考え方も、大きな影響をうけることになった」  
  77P 平和をめぐる問題点 各国は国力に応じた一定の戦力をもつことで、平和を維持しようとしており、国際法では、(戦力は)その国の主権の一部と考えられている。  
扶桑社     自衛隊を中心国連平和維持活動(PKO)にも積極的に取り組み、しだいに責任ある国際社会の一員として認められるようになってきた。  
  73P 日本国憲法の制定 日本国民が自分の意見を自由に表明できない占領中に、日本国憲法制定されたという事実等が、憲法のめぐる議論のもととなっている  
  78P、79P  憲法改正 国内には、憲法は自衛の場合も含め、一切の武力・武器の使用を禁じているのであり、自衛隊は憲法に違反するという意見も長く唱えられてきた。憲法を無理なく現実にあわせようとすれば、しばしば改正〈改悪〉を行わねばならず、」「反面、絶対不変なものと考えてしまうと、不自然な憲法解釈が行われたり現実問題への有効な対応をさまたげることにもなりかねない。  
  78Pコラム   「世界最古の日本国憲法」「各国の憲法改正の表」「憲法改正についての国会議員の政党別アンケート」  
  79Pコラム 憲法改正の条件緩和 憲法改正には大変な手続きが必要とされている。この手続きを緩和させ、時代の変化によりよく対応し、対応しやすくすべきだという考えがある。  
  80P本文  基本的人権の尊重 人らしく生きるという価値観そのものが、その国の歴史や伝統や文化、宗教、法などと  
      深くかかわっている以上、周りの国々が自分たちの価値観のみで、相手のやり方を  
      一方的に判断し、自分たちのやり方を押し付けることは慎まなければならない。  
  p70,71 人権の歴史 「基本的人権の保障」と共に「公共の福祉」を強調し、「権利を凝視するにあたり」「社会の秩序を混乱させ」てはいけない。  
  p81 公共の福祉と国民の義務 憲法の保障する基本t系人権とは、決して個人の主張や要求を無制限に認めているものではなく、また、「公共の福祉」と対立するものではない。  
日本書籍新書 96・97P 本文 日本国憲法の三原則  国民主権の原則―戦前に天皇の名のもとに軍や政府が、戦争をひきおこしたことに対する反省から国民自身が政治をおこなうことにした。平和主義の原則―9条を設けて一切の戦争を放棄し軍備を持たないことを宣言。兵役の義務がないことは特徴。基本的人権の保障―法律によって奪うことのできない権利を基本的人権として細かく定めている。戦前の日本では、思想・言論・信教の自由が侵害されたという苦い経験をふまえたもの。  
  96P本文        国民主権 主権が国民にあると宣言し、天皇は一切の政治権力をもたない象徴であると定めた。     資料:大日本帝国憲法と日本国憲法の比較(94P)  
日本書籍新書 100 本文 基本的人権の尊重                    平等な扱いをうける権利      (男女平等) だれもが平等なあつかいを受ける権利が保障されている(憲法第14条)。しかし、近代市民革命の平等は大人の男性を中心とする平等であり、家族の間で、特に男女間の平等を意味するものではなかった。 女性差別などをどう解決するかが、引き続き社会全体の大きな課題となっている。北欧米では、少数民族や女性等に対する雇用の割当制度の採用など平等が保障される努力が進められている。  
  100 注記 同上 近代社会のはじめは、労働者、女性、子どもなどには平等なあつかいを受ける権利は認められていなかった。  ここ20年ほどでも、女子差別撤廃条約や子どもの権利条約、各国の男女平等法が生まれた。  
  100・101P 資料 同上 女権宣言、フィンランドの男女平等法、ノルウェーの「男女平等の本」の表紙        
清水書院 p38写真           3                                                                                                                                                                p56,57        公共の福祉              「個人のけんりy」 日本国憲法の成立と基本原理 原理を詳細に説明、平等権は2ページにわたる。   
  p57p56 公共の福祉と人権 「個人の権利や自由を必要以上に制限することは許されない」自由権の表現の自由と社会権の財産権で説明。  
  p92,96,97 平和 ・軍縮の推進は被爆経験をもち憲法に平和主義をかかげる日本の重要な責務  
  p93 戦争の放棄 ・憲法の大きな使命ー再び戦争をしないこと(9条)  
清水書院 p94,95 自衛隊と平和           ・9条との関係で:戦力ではない。戦力で違反との論争 ・ガイドラインテロ対策特措法、イラク復興支援特別措置法、イラク復興支援特別措置法で9条を持つ国として国際貢献のあり方がとわれている。   
  p39 憲法改正 96条の解説のみ  
教育出版 p38写真 日本国憲法の成立 大日本帝国憲法とプロイセン憲法の特徴を記述、大日本帝国憲法と日本国憲法の比較  
  p139写真 日本と世界の平和 ただ一つの被爆国ー非核三原則 アジアとの共生ー戦争という不幸なできごとが生じ、アジアの人々に被害をもたらしたことを深く反省する必要あり。加害ついて補償を求めている。  
       自衛隊 政府は自衛隊の存在を認め「自衛のための必要最小限の実力」で戦力ではないという考え方  
  p35グラフ 憲法改正をめぐって 国会の憲法調査会ー目的は日本国憲法を巾広く調査するため。国際貢献に向けて自衛隊を海外に派遣することを憲法に記すかどうかの議論。憲法改正の手続きは図解  
5.公民としての特色等        
東京書籍     写真使用について、極力男女ともに写っている写真を使っている。男性の活躍、女性の活躍、
      にたいして、バランスよく配慮している。
文教出版     イラスト、図表の多用で若いやすい。
      写真の使用について、いずれかの性に偏らないように配慮している
日本書籍新社            1・写真や資料などは男女のバランスが配慮されおり、女性の社会での活躍を積極的に取り
      あげている。
      2・人権尊重のテーマで障害者や女性などの差別問題を丁寧に取り扱っている。
      3・資料が充実しており、子どもたちが自ら考えを深める内容となっている。
帝国書院 写真巻頭 巻頭のグラビア 写真で活躍する日本人 色々混ざっている  
    全体の男性女性の登場バランス 全ページ配慮がある  
大阪書籍 写真 巻頭のグラビア 漫画で  公民を学ぶに当たってのガイド  
    全体の男性女性の登場バランス 全ページ考えられてはいる  
清水書院     新しい人権で自己決定権について記している。社会権を的確に記述。朝日訴訟記述
教育出版     男女平等の視点で的確に説明している。年金制度についてとりあげている。
扶桑社     「国民主権」についての記述がない。
      「国防の義務」が基本的人権の項目でかかれている。
      人権の行使にあたり社会の秩序を混乱させてはいけない、という。
      写真の掲載等、、女性の人権に対する配慮に欠ける。